<   2008年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧

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〔Iwara/Rosa Iwara コハマナシ(Hybrid Species)/Unknown:Unknown〕
1.
実は...この薔薇。
樹形をあまりリサーチせずにお迎えしたもの。
主幹はガッチリとして剛直そのもの。
薔薇が『木』であるということを身を以て表しているかのような姿。
分岐した細枝...隅々までびっしり棘で覆われています。
花は散り際...桜のように弁端が捩れ まことに美しいです。
もちろん...蕾が開いた時よりも。
図鑑などではあまり書かれていませんが...
薔薇「らしい」とても好ましい匂いです。
そして花びらはわずか一日で風に乗り...遠くへと去ってゆくのです。

5月の薔薇たちもそろそろ終焉を迎えつつあります。
毎年遅咲きの薔薇ももう残すところあと僅か...。
花びらは次から次へと土へ還ってゆきます。
山紫陽花が綻び始め...天からの恵みが空から降りてくる月。
美しい雫に彩られた6月はもうすぐそこまで来ています。
雨季のある国に生まれて本当によかった...。
心からそう思います。

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〔ベニバナバイカウツギ(Deutzia:hybrida'Magicien')/ユキノシタ科:ウツギ属〕
2.
このバイカウツギは昨年の春も終わる頃...、園芸店で見かけて
既に萎みつつある小豆大の花がたいそう美しかったのを憶えています。
我が家で育てている木はたいへん小ぶりなもので
過日に記事にしたモミジイチゴやバイカカラマツソウと共に寄せ植えにしています。
紅花のバイカウツギとして流通していますが、おそらくウツギの交配種だとの説。
手持ちの図鑑には載っておらず...
詳細を検索したところ...「スイカズラ科」との表記も見られました。
残念ながら香りはほとんど感じられません。

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〔Sister Elizabeth (English Rose)/Austin:UK:2006〕
〔Sweet Chariot (Min)/Moore:US:1984〕
3.
近年作出されたイングリッシュ・ローズの中でも...
個人的には ひと際完成度の高い薔薇だと思っています。
まず花が中輪であること...につきますね。
四季咲き性も抜群...真冬にさしかかる頃まで咲いています。
嗅覚は人それぞれですから一概には言えませんが、
非常に人工的、風変わりな...例えるなら塩化ビニールのような
「プラスティック」な80年代的匂いを感じます。
甘酸っぱい果実のように感じることもありますが...。
花保ちもよく...夏花がたいそう美しいのです。
一度枯らしてしまい...今年の冬に新たに迎えました。
この薔薇の持つ「ピンク」には どことなく健全でない翳りを感じます。
ライラックやモーヴetc...そういった色で表現できないもの。

『Sweet Chariot』は...房で咲いた集合体の中で
それぞれが持っている時間のズレをなんともいえない色彩で織り成します。
加えて強いダマスク香。未だかつて病気を拾った姿を一度も目にしていません。
退色して散り散りに花びらが風に飛ばされてゆくさまも愛らしい薔薇。

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〔紅花エゴノキ(Styrax japonica Pink Chimes)/エゴノキ科:エゴノキ属〕
4.
直径10cm弱の小さな鉢で育てています。
白花のエゴノキよりもさらにやさしく甘い香り。
果皮に毒を含んでいるとは思えないほど たおやかな花です...。

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〔Lochinvar(English Rose)/Austin:UK:2002〕
〔紅花エゴノキ(Styrax japonica Pink Chimes)/エゴノキ科:エゴノキ属〕
5.
時期を同じくして咲いたふたつの花。
もちろん別々に撮ったものですが...。
同じ世界に生まれていたらどうなっていたでしょう?

『Lochinvar』はとても素敵な薔薇。
花も小輪から中輪です。
ローズティーの茶葉を蒸らしたあとの残り香にも似た甘い匂い。
たゆたうように辺りに沈みます。
光の微粒子を包みこんだ花びら。透過した光はそのままに。
花だけを愛でるのではなく、枝も葉もすべてを堪能したい薔薇です。
イングリッシュローズの中で この個性は貴重な存在かもしれません。

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〔Mme Caroline Testout(Hybrid Tea)/Pernet-Ducher:France:1890〕
〔Wild Edric(English Rose)/Austin:UK:2005〕
〔Wisley (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Rosa Chinensis Semperflorens(China Rose)/Slater,G.:UK: pre-1773〕
6.
僕が薔薇を切って花器に挿すその訳。
簡単に云えば...たとえ僅かな時間でも散り際までを見たいと思うから。
朝 開き始めた蕾が翌朝には散っていた...なんて事も度々ありました。
5月であってもなくても...
玄関を出るまでの朝の慌ただしさに変わりはありません。

ここに並んでいる薔薇たちはそれぞれに四季咲き。
一年に一度しか逢えないという訳ではありませんが、
陽射しと慈雨をふんだんに身に纏ったふくよかさは5月ならではのもの。

『Mme Caroline Testout』。
花弁がほどける寸前まで非常に凛々しい姿をしています。
一旦花びらがこぼれてしまうとあっという間。
...瞬きをしている間に散ってしまいます。
散り際の潔さ。僕は密かに「昼顔」と呼んでいます。
この写真では左側...窓にいちばん近い場所に挿しました。

『〜Semperflorens』。
月並みですが...とても綺麗な薔薇だと思います。
もう惜しみなく咲いていただいて(笑)
春夏秋冬...それぞれの季節を包み込む大らかさで。
チャイナは概ねどの薔薇も... 葉と花、それぞれが織り成すバランスが絶妙。
夕闇に転ぶ頃、青みが姿を現して花弁を反転させる...。
直径15cm弱の小さな鉢で育てていますが
落ちついたら鉢増ししようと考えています。

金井夕子の『チャイナローズ』を聴いて僕が連想するのはこの薔薇。
歌謡史に残る名曲じゃないかと思っています。YMOですしね...。
イントロなんてそれはもう...仰け反る程素敵です(笑)

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〔Falkland(Hybrid Spinosissima)/Unknown: Unknown〕
7.
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〔Ispahan(Damask Rose)/Unknown: pre-1832〕
8.
今から2〜3年前でしょうか?
当時、最後に庭に投入する薔薇を2本に絞り込んでいて(考えられない!)
ガリカの『Ipsilante』か...この『Ispahan』のどちらにするか、迷っていたのでした。
その旨を話すと、『まぁ...どちらも甲乙つけがたい素敵な薔薇ですねぇ!』
なんて仰って、お互いにああでもない...こうでもないと
散々迷った挙げ句、この薔薇にしたのでした。
結局『Ipsilante』も買った記憶がありますが、ちょっと見当たりません(笑)
今でもこの薔薇が咲くと、その方の淡い...花のような笑顔が目に浮かびます。
まるで香水のような香りを持つ薔薇...。
毎年健気に咲いて短い5月の庭をあたたかいピンクで彩ってくれます。
我が家のような悪環境でもキッチリ咲くということは同時に丈夫な薔薇だとも。
最近はお忙しいようで...なかなかお目にかかる機会もありませんが
開花と記憶は密接に繋がっていて 不思議にも忘れる事がないのです。

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〔カシス(C.florida Cassis)〕
9.
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〔Wild Edric(English Rose)/Austin:UK:2005〕
〔Mme Caroline Testout(Hybrid Tea)/Pernet-Ducher:France:1890〕
〔The Dark Lady (English Rose)/Austin:UK: 1991〕
〔Wisley (English Rose)/Austin:UK:2004〕
10.
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〔枝咲き桔梗(Campanula kemulariae)/キキョウ科:キキョウ属〕
〔アネモネ ネモローサ(Anemone nemorosa)/キンポウゲ科:イチリンソウ属〕
11.
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〔Wisley (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Wild Edric(English Rose)/Austin:UK:2005〕
12.
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〔Snow Goose (English Rose)/Austin:UK:1996〕
13.
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〔Chaucer(English Rose)/Austin:UK:1970〕
〔Barbara Austin(English Rose)/Austin:UK:1997〕
14.
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タイトルは僕の大好きなコール・ポーターの楽曲から。

今回は 5月を彩ってくれた様々な草花 薔薇にまつわる記憶etc...
僕が感じた事を『随時』追記してゆきます。
まとめてではなく...進行形で少しずつ綴る予定です。

登場人物さながらに...それぞれ物語を背負っているのです。
誰ひとりとして欠けてはならない大切な住人たち。
幕開けはもうすぐです...。

*こんなに一気に写真をUPするの... 最後かもしれません...(笑)
 どうぞ皆さんもゆっくり楽しんでいってください*

G d D
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*前回の記事へ* 〜草花の名前を記しました〜
 如何でしたか?楽しんでいただけたかな?
あぁ...やっぱり!なんてものも多かったのではないかと思います。
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-25 15:00 | Sweeter than Sweet
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〔Snow Goose (English Rose)/Austin:UK:1996〕
〔Alba Semi-plena (Alba)/unknown:unknown:pre-1600〕
〔Climbing Iceberg(Climbing Floribunda)/Cant:UK:1968〕
〔Mme. Hardy (Damask)/Hardy:France:1832〕
〔Paul Cezanne(Rose des Cisterciens)/Delbard:France:1998〕
〔Emanuel(English Rose)/Austin:UK:1985〕
〔Ghislaine de Feligonde(Hybrid Multiflora)/Turbat:France:1916〕
〔The Dark Lady (English Rose)/Austin:UK: 1991〕
〔Harlow Carr (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Rosa Manetti: (Noisette)/Manetti:Italy: 1835〕

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僕が住んでいるのは東京の23区内。
住宅地に囲まれた路地の奥...その更に奥の奥です。
比較的都心に近い利便性のよい場所。
この場所に越して来たのは、もう何年前でしょうか。

通勤圏内であれば何処でもよかったんですが...。
不動産屋の方に案内されて訪れた部屋は
当然の如く窓が閉ざされており、
第一印象は曖昧なものでした。
台所が広く...窓も大きく取られていたのは好印象でしたが
部屋自体はありふれたもので格別どうということはない。
ところが...不動産屋の方が窓を開けた途端...
目に飛び込んできたのが雑草の生い茂ったこの庭だったのです。
そう...人の背丈ほども茂っていました(笑)
この草花の成長の仕方(一種独特な)は今も変わりません。
太陽を求めて兎に角上へ上へと伸びる傾向にあります。

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〔Perfection de Montplaisir (Tea Rose)/Levet:France:1871〕
〔Miss Alice(English Rose)/Austin:UK:2000〕
〔J Sparks(Min)Unknown:Japan:Unknown〕
〔Grey Dawn(Floribunda)/LeGrice:UK:1975〕

常日頃...日陰だ日陰だと言っていますが、陽当たりもまずまずでしょう。
(薔薇には足りないと思いますが その他の草花は概ね生育良好)
綿密に測った事はないのですが奥行きは部屋から塀まで約150〜160cm。
畳1枚分、縦の線。その畳が横に6〜7枚並べられるほどの
本当にちっぽけなスペースなのです。
所謂ベランダでガーデニングを(ルーフバルコニーなど広いものは除く)
楽しんでいらっしゃる方々とそう変わらない広さ(狭さ)なのではないかと思います。
一階でコンクリートではなく土敷きだという点を除けばそう差異はないと思います。
僕は約半分を砂利と石版で覆ってしまいました。(根が張ってしまうのを防ぐ為)
賃貸なので土に下ろすことはせず、ほぼすべて鉢で管理しています。

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〔Harlow Carr (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Rosa Manetti: (Noisette)/Manetti:Italy: 1835〕
〔サンギソルバ(Sanguisorba tenuifolia var. alba)/バラ科:ワレモコウ属〕

厳密な意味では『庭』と呼ぶ事は出来ない。
本当の意味での「我が家」でもない。
けれど僕は敢えて『庭』...そして「我が家」と呼びたいのです。
庭への憧れ、大地への渇望...それらも含めてすべて。
愛着を持ってそう呼びたいのだと。
尚且つ...身の丈にあった暮らしと共に日々を確かめたいのだとも。

庭の全景...咲き乱れる薔薇や草花を皆さんにもお届けしたいとは思いつつ
プライベートな空間を果たして何処まで写しとってよいのやら大いに悩むところです。
僕のものであって僕のものではない場所を...お隣が写ってしまいますしね...。
ブログを続けていく上で写真のバリエーションなども含め
少なからずフラストレーションを感じる事もありますが
今は...棲み家を共にした草花たちに
暮らしの中での精いっぱいを注ぎたいのです。
室内に鉢を取り込んで撮影した写真の数々...
それらを見ていただければ一目瞭然。
皆様にもご理解いただけるでしょう。
最盛期。床には土がこぼれ、葉や枝が散乱し、
時には虫が這っていることもあります。
さすがに「部屋に虫」はイヤですから(笑)この時期に限っては細めに掃除をします。
庭で散らせたいとは思いながらも枝に鋏を入れる時。本当に胸が痛みます。
土から離れて新たな器へと浮かべられた薔薇や野の花。
少し傲慢な云い方かもしれませんが、
共に新たな場所へ一緒に旅をしているのだと...
僕はそう思っています。(ファンタジー全開の勝手な云い分です)

いつか広い庭を持つ事が出来たとして...
遠いその昔を振り返った時。
あぁ...棘に腕や背中を裂かれながら
こんな日々を送っていたのかと懐かしむ事もあるかもしれない。
幸せなのかそうでないのか...それは草花のみが知るところです。

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〔ハルジオン(Erigeron phladelphicus)/キク科:ムカシヨモギ属〕

いつまで此処で暮らすのか...それは僕にも分からない。
ただ...この場所で草花と出逢い薔薇を育てて「今」があります。
いつか僕がこの場所を去る日が来た時、
胸に込み上げてくるものがきっとある事でしょう。
次にどんな人が此処に住むのか僕の知るところではないけれど
僕が微かな情熱を注ぎ込んだ跡形が 良い「気」として残り...
次なる住人に幸せをもたらしてくれたらいいなとも思います。

こぼれ種で増えた命がどのように生き延びてゆくのか。
一本残らず刈り取られて見る影もなくなっているのか...
ドクダミやユキノシタが野放途に蔓延っているのか...。
去ってしまった未来の僕には 残念ながら見る事ができません。
もしかしたら...実生の薔薇がひっそりと咲いているかもしれませんね。

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〔Harlow Carr (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Ghislaine de Feligonde(Hybrid Multiflora)/Turbat:France:1916〕
〔Rosa Manetti: (Noisette)/Manetti:Italy: 1835〕

2008年5月、今現在の庭の記録。
けれど既に此処にあるのは過ぎ去った昨日...。
今朝撮ったばかりの写真だとしても「今」ではないのです。
だからこそ愛しいのかもしれません。

G d D
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尚、「Rosa Manetti」→「Rosa marretii」 →「カラフトイバラ」...との事です。
最下段以外は購入した際のデータに基づいて記しました。
『Harlow Carr』と共に写っている なんとも美しいシュートはこの薔薇のもの。
今年は思いきって大きな鉢へ植え替えて大株にする予定です!
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-20 00:00 | 月季
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一年に一度しか体験できないこと。
指折り数えれば沢山あります。
一年に一度しか逢う事を許されぬひと。
それもまた楽しいひとときでしょう。
もう三年に一度だっていいのです。

五月は薔薇に振り回されて...
かた時も庭を離れる事ができません。
そんな不義理は五月病。
昼間に見るべき夢は何処?

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箱庭には知らぬ間に水が溢れ出し...
その姿を河に変えて...遥か彼方 西の海へと流れゆく。

この薔薇の姿を前にして...私は綴る言葉も見つからない。

蕾が膨らみ...萼がはがれる瞬間を...
私はたしかに この目で見た気がしました。

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〔Antonia d'Ormois(Gallica Rose)/Vibert:France:1835〕

「綺麗だな...」と感じる事ができる。
その棘に触れる事のできる近さで暮らしている。
ただそれだけでも嬉しい...とても幸せなことです。
たとえそれが一輪の花であっても。

G d D

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開花ラッシュです。朝摘みの薔薇の匂いが消えてしまわぬうちに...
出来る限り早目の更新を心がけます(笑)
写真も沢山撮りました...。
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-17 23:00 | Sweeter than Sweet
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〔Hume's Blush Tea-scented China (Tea Rose) /Hume:UK:Pre-1809〕
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〔ナズナ(薺:Capsella bursa-pastoris)/アブラナ科ナズナ属〕
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〔Yolande d'Aragon (Hybrid Perpetual or Portland)/Vibert:France:1843〕
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〔Emmie Gray(Found China Rose)/Unknown:Unknown〕
〔Snow Goose (English Rose) /Austin:UK:1996〕
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〔キバネモンヒトリ(Spilarctia lutea japonica)/ヒトリガ科〕
〔Iwara Rosa Iwara コハマナシ(Hybrid Species)/Unknown:Unknown〕
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〔Harison's Yellow(Hybrid Foetida)/Harison:US:1830〕
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〔Mme. Sancy de Parabere(Boursault)/Bonnet:France:1874〕
〔ビエネッタ / C.florida Vienetta〕〔枝:Harison's Yellow〕
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〔Rosa multiflora 野イバラ(Species)/Unknown:Japan:Unknown〕
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〔Pink Grootendorst(Hybrid Rugosa)/Grootendorst:Netherlands:1923〕
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〔ゲラニウム ロベルチアナム(Geranium robertianum)〕
〔和名(ヒメフウロ)/別名(塩焼き草)フウロソウ科:フウロソウ属〕〕
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〔ウェルトハイミア ブラクテアタ(veltheimia bracteata)/ユリ科〕
〔球根図鑑を片っ端から探しました...おそらくコレでしょう...断定はできません(汗)
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〔Stanwell Perpetual(Hybrid Spinosissima) /Lee:UK:1838〕

今日は僕の大切なひとの誕生日。

今、庭に咲いているすべての草花を花束にして。
僕の中に眠っていた緑の扉。
その鍵を開けてくれたあなたに贈ります。
どうぞ素晴らしい一年になりますように!
...いつもありがとね♪

G d D

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薔薇及び...草花の名前は追って追記します。
僕自身その名を知らない草花もあるんです。
(ちなみに6枚目の虫...今年は庭でよく見かけます)
薔薇がお好きな方...そうでない方も...。
12枚の写真の内 7品種以上(虫も含む)お答えくださった方には...
我が家にある古道具か...苗のどちらか。
愛着を持って使われてきたもの。
もしくはなにげなく育ててきたもの。
いずれかをさしあげます(ホントに?)
分割写真も含まれますので...意外に簡単かもしれません。
薔薇も特別レアな品種は含まれていません...
その名を知られたポピュラーなものばかり。
どうぞ奮ってご応募ください!

終焉を迎えたトキンイバラ、UPしました。(↓)
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-12 00:00 | Sweeter than Sweet
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-11 23:00 | 旅する古道具
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薔薇の名前は『紫玉』。
「しぎょく」と読みます。
3〜4年ほど前に新苗で迎えたものです。

僕は薔薇の新苗とは相性がいいように思います。
環境の決してよくない我が家では大苗の方が無難な筈ですが
まだ接がれたばかりの若木がぐんぐん成長してゆくさまを見るのは
どの季節にも胸に清々しいものです。

日本で改良されたガリカ・ローズという点においては諸説あるようです。
明治時代という説もあれば...江戸後期という説もあります。
その来歴は兎も角、僕は出逢った時からこの薔薇に強く惹かれたまま。
今もその気持ちは変わることはありません。
しなやかな枝も マットで小ぶりな葉も...
こんもりと茂るその姿...存在自体が好ましい。

大きく育った2年目は花芽がつかず枝葉ばかりが茂り...。
その後もぽつぽつと花を咲かせはしましたが
本領発揮とまではいきませんでした。
それでもこの薔薇の枝葉をどの季節も見ていたくて
育て始めた頃から配置替えをせず、
窓を開けた時に見える位置に長らく置いていました。

他の薔薇は試行錯誤も兼ねて、
冬場 葉のない時期に鉢ごと移動させます。
庭は南向きですが お隣の家屋や塀に遮られている為、
その塀を背にして配置するということ自体...リスクを背負います。
狭い庭の中でのこととはいえ、環境の変化を嫌う薔薇には
居心地のよくない年もあった事でしょう。

今年の冬、クレマチスがびっしり絡んだその枝を解いて
お日様に向かって壁面へと移動させたのです。
するとどうでしょう...(って...当然のことですけど(笑))
今までにないほど花が咲きました。

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〔紫玉~Sigyoku~(Gallica Rose)/unknown:Japan:unknown〕

この薔薇の持つ艶やかな姿をとらえるべく...
毎年少ない花をぽつぽつ撮ってはきましたが
光を跳ね返してなかなか思うような色に仕上がりません。
咲き始めの赤紫が非常に曖昧な暗い色として写るのです。

まだまだ蕾がひかえているこの薔薇を手折って
先週末花器に挿しておいたのですが、
朝〜昼〜夜...刻々と姿を変えてゆくそのさまを目にした時。
初めてこの薔薇の美しさを拙いながらも収める事が出来た気がしました。

親鳥に向かって雛鳥が嘴を開く時のあどけないさま...。
そんな花びらが綻び始めた頃の姿も可憐で愛らしいのですが、
赤みが姿を消し...捩れた花弁は より紫が濃く深くなり...
その名が示す通り...花弁は鱗を呈して後方へと反り返り...
小さな手毬のような姿へと変貌します。
鱗は散り際に躊躇うことなく はらはらと一気に剥がれ落ち...
なんとも潔い散り方をします。
朽ちる寸前、終焉を迎えた姿がより美しい薔薇だと...
今更ながら気づいたこの春...感慨もひとしおです。

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写真は1枚目と2枚目が前後してはいますが
1日を通して散り際までを追ったもの。
共にフレームに収まっているのは赤軸がたいへん美しいゲラニウム。
詳細を今調べていますが その名を特定できずにいます。
購入した際のタグには「ロベルチアナム」としか記載されていませんでした。

朝昼晩..暗闇を経て窓辺に朝日が射し込むまで。
24時間あますところなく『紫玉』の1日です。

G d D
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-08 01:00 | Sweeter than Sweet

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今年もまた 夢のような季節がやってきました。
庭のフレームをはみ出さんばかりに色が溢れる5月。
はやる気持ちとはうらはらに...毎年何故か途方に暮れてしまいます。

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〔Red Nelly (Hybrid spinosissima)/unknown:unknown〕

薔薇と暮らし始めた一年目の春は、その美しさとたくましさに気圧され。
二年目の春には胸に風穴...病に気をもみ ただ立ちつくすばかり...。
そして三年目は...既に記憶の彼方。
識別する間もなく...
こめかみの横を通り過ぎてゆく車窓の景色にも似たなつかしさ。

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〔Therese Bugnet (Hybrid Rugosa)/Bugnet: Canada:1950〕

春は...白い胸が真っ赤な血で満たされてゆくような...
眼球に青白い毛細血管が浮き出るような...
そんな逆さまの浮遊感...不条理を味わう季節。

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昨夜から降り続いた雨に 薔薇の背丈は半分ほどに枝垂れ
躯いっぱいに纏った甘い雫を...自ら振りほどこうともしません。
夜を通して雨が降りた翌朝は蕾が一気に解けます。
今年初めて...そんな薔薇たちに鋏を入れました。

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〔Rubens (Tea Rose)/Robert and Moreau: France:1859 〕
〔Duchesse de Brabant(Tea Rose)/Bernede:France:1857〕
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〔Red Nelly (Hybrid spinosissima)/unknown:unknown〕

せわしくも穏やかな休日の幕開け。
庭を眺めて熱いお茶を喉に流し込む。
他に何を望むというのでしょう。

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〔Rosa moyesii hillieri (Hybrid Moyesii)/Hillier: UK:1920〕
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〔Triomphe du Luxembourg(Tea Rose)/Hardy:France:1835〕
〔Rubens (Tea Rose)/Robert and Moreau: France:1859〕
〔Therese Bugnet (Hybrid Rugosa)/Bugnet: Canada:1950〕
〔Duchesse de Brabant(Tea Rose)/Bernede:France:1857〕

花器に挿した薔薇は摘みたて。
実を結ぶ薔薇は枝にそのまま。
既に次の季節を待っているかのようです。

G d D
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by MiscellaneousOGRs | 2008-05-03 19:00 | Sweeter than Sweet
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