カテゴリ:月季( 74 )

c0097879_148815.jpg

〔コウホネ/河骨〕
〔葉:Mme. Alfred Carriere (Noisette)/Schwartz:France: 1879〕
〔ギボウシ(Hosta)/品種名不明〕
*この水盤の中にメダカは棲んでいません*
*水面に自分の姿が映らないように そっと体を傾けた時...*
*ギボウシの花はそよそよと水面へ*
*そして群れる数匹のメダカへと生まれかわったのです*
*****************************************************************
c0097879_1514051.jpg

〔Geranium pyrenaicum 『Summer Skies』〕
〔Geranium pyrenaicum Album〕
*今年の7月はまだまだ雲が低く垂れ込めて...庭に光が行き届きません*
*ゲラニウムは光に向かって咲く時もあれば 光に背を向ける時もあるようです*
*****************************************************************
c0097879_1532935.jpg

〔スイート・マジョラム(Sweet Marjoram)〕
〔蕾:ポピーマロー『Callirhoe involucrata』〕
*兎に角...この匂いが大好きなのです*
*****************************************************************
c0097879_153587.jpg

〔ネグンドカエデ『フラミンゴ』/Acer negundo 『Flamingo』〕
*目の粗い刷毛でカンバスに一気にまかれた色*
*地塗りの施されていない布...そんな印象です*
*斑が姿を現す前の白い葉。支える軸は実に美しいピンクです*
*****************************************************************
c0097879_1544379.jpg

〔斑入り西洋ニワトコ〕
*この斑。鼻腔からではなく 視界にミントの匂いが広がります*
*****************************************************************
c0097879_1551684.jpg

〔Geranium pyrenaicum 『Summer Skies』〕
〔Geranium pyrenaicum Album〕
*『Summer Skies』。実にシンプルな名前ですが...素敵です*
*****************************************************************
c0097879_1565374.jpg

〔ポピーマロー 『Callirhoe involucrata』〕
*こんなに次から次へと咲くとは思ってもみませんでした*
*草ぶえで目にして苗を迎えた際には来年用と思っていたのに(笑)*
*アオイ科のようです*
*どうやら蟻に好まれるようですね...今度味見してみようかと...(笑)危険?*
*株元には球根のような...多肉植物のような塊が見られます*
*少ない日照でこれだけ蕾をあげてくるなんて驚きです*
*****************************************************************
c0097879_1571882.jpg


夏至を経て七夕過ぎ。
ただひたすらに...待つは夕闇のみ。
ふたつの夜は1枚の布の切れ端。

どうぞ皆さんそれぞれに...自由に物語を編んでみてください。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-07-09 00:00 | 月季
c0097879_2291923.jpg

[エンビセンノウ(燕尾仙翁)/Lychnis wilfordii/ナデシコ科センノウ属]
* 燃え立つような朱を宿した花弁の色は室内でようやく落ち着いてくれました *
* 「燕尾」とはご存じ『燕尾服』のエンビです *
* 結実した様子も可愛いです *
* この株はタグに『樺太』とありました *
*****************************************************************
c0097879_2295429.jpg

[ツクシカラマツ(筑紫唐松)/Thalictrum kiusianum/キンポウゲ科カラマツソウ属]
* もはやこの季節の定番ですね... *
* 花器は古道具として手許へ迎えましたが 釉薬は注ぎ口の周辺のみかかっています*
* よって 水を張ると滲み出しますので 鉢カバーとして活躍してもらっています *
* 直径15cm 高さ18cm弱の手ごろな大きさ。元の用途不明也... *

緑を背にして映える草花もあれば...
背景をスッパリ排した方が逆に映えるものもあります。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-07-02 00:00 | 月季
c0097879_152871.jpg

〔Windrush (English Rose)/Austin:UK:1984〕
*2番花。この日は午後から雨になりました*
*わずかに射した朝日をまとった瞬間です*
*ゆるい半八重の姿ならではの気品を感じます...*
*「Golden Wings」の血が流れているんですね*
*草ぶえで撮った「Golden Wings」の写真もあるのですが ご覧になりますか?*
*****************************************************************
c0097879_2401381.jpg

〔Emily (English Rose)/Austin:UK:1992〕
*この薔薇は訳あって2代目なんです*
*既に夏花の様相を呈していますが...*
*湿度のせいでしょうか、素晴らしい香りは健在です*
*****************************************************************
c0097879_1391340.jpg

〔Golden Wings〕(6/7:草ぶえの丘にて)
*「Windrush」の交配親は「実生」×(『Canterbury』×『Golden Wings』)*
*とても興味深いですね*
*****************************************************************
c0097879_156770.jpg

〔Windrush (English Rose)/Austin:UK:1984〕
*白く退色したさまも非常に美しいです*
*****************************************************************
時折...雲間から覗く陽射しは既に夏のものです。

降り止まないと知りつつも 空を見上げては夏空を乞う。
この季節ならではのもの...と知っていながらも
今年程...お日様を恋しく思った年はなかったように思います。

過ぎ去った水無月。
白く新しい扉のひとつ手前。
ささやかに そして瑞々しくも鈍色に。
慌ただしい日々を彩ってくれた坪庭の記録。
今日から一日ごとに(日々更新の予定)3〜4回に分けて...。
現在咲いているものも含めて...
少しずつ撮りためた6月の庭の草花をご紹介していきます。
薔薇の2番花や雫をまとった初夏の草花たち。
すべて消化しきった暁には...梅雨も明けているでしょうか。

第1回目の今日はERの2番花です。
長い長い雨季は夏への序章。
皆様へ...涼やかな風が運ばれますよう。
楽しんでいただけたら幸いです。
どうぞお気軽に遊びにいらしてくださいね。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-07-01 00:00 | 月季
c0097879_1954097.jpg

c0097879_19543930.jpg

c0097879_1955364.jpg

c0097879_20224431.jpg

c0097879_19563376.jpg

c0097879_20282215.jpg

c0097879_19582394.jpg

c0097879_1959273.jpg

c0097879_19595569.jpg

c0097879_2004112.jpg


梅雨の晴れ間。
電車に乗って川原へ出かけました。

渦巻く低気圧を吹き飛ばす雲の流れ。
うなじを一秒毎に新しい色に塗り替えてしまう太陽。
遮るもののない水辺に育つ草花。
背丈程に茂った野の花を掻き分け...ぐんぐん進みます。
振り返ると 友人は川原に寝そべってうたた寝。

太陽がいちばん高い位置にある時間帯にしか見えないもの。
この日、出逢った草花は必ずしも水辺の植物という訳ではありません。
近隣から風に飛ばされてきた園芸種もありそうな気配。
残念だったのは、前回訪れた時よりも水辺が整理されていたこと。
以前はホテイアオイなどが沢山プカプカ浮かんでいましたが、
今回見る限りではほぼ皆無。カヤツリグサの仲間も随分減っていました。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-06-29 19:00 | 月季
c0097879_759243.jpg

〔Rosa rubrifolia:Rosa glauca〕(6/1)
「いつ見ても綺麗だな...と思います。或る意味贅沢な薔薇だとも...」
*****************************************************************
さてさて...6月も下旬にさしかかりました。
空梅雨だと思っていたのも束の間のこと。
雨に濡れた庭を彩る草花たち。
紫陽花、蕺草...、初夏を彩る山野草...。
遅咲きの原種の薔薇に混じり...ちらほらと咲いている2番花。
或る晴れた日に出かけた水辺の植物たち。
そして我が家へと新たに仲間入りした...まだまだ小さな苗たち。
この瑞々しい季節ならではの美しさ。
UPしたい写真が次々と溜まってきています。

その前に...機会があればまた出かけたいと思っていた草ぶえの丘。
どうやら今月中には難しそうなので、(機会を窺っていましたが...)
お約束通り...6月1日と7日に撮りながら
ご紹介しきれなかったものを 今回まとめてUPします。
UPしない事には次に進めません(笑)
最後に訪れてから もう既に2週間が過ぎようとしているんですね。
*****************************************************************
c0097879_8052.jpg

〔オルラヤ〕(6/7)
「陽が傾き...あたりが暮色に包まれる頃に撮った1枚。夢のような眺めでした」
c0097879_802481.jpg

〔Cantabrigiensis〕(6/7)
「これも夕暮れ時...花が閉じようとしています。花はほんの数日...ラッキーでした」
*****************************************************************
c0097879_81260.jpg

[Rosa roxburghii/十六夜薔薇](6/7)
「欠けていないものが多かったように思います。」
「これは全開になる一歩手前、欠け具合がほどよく...実に美しいです」
c0097879_813061.jpg

「蜂になりたい...そう思いました」(6/7)
c0097879_815936.jpg

「ヒラタさんになりたい...そう思いました」(6/7)
c0097879_823440.jpg

[Ombree Parfaite](6/7)
「やはり『Gallica』は朽ちる寸前がいちばん美しいように思います」
「1日にも撮りましたが7日の方が写真が多い事に気づいた次第です」    
c0097879_8304.jpg

〔Rosa rubrifolia:Rosa glauca〕(6/1)
「この薔薇がひと株あるだけで 四季折々の眺めを楽しめることでしょう...」
c0097879_834157.jpg

再び[オルラヤ](...がこちらは6/1)
「花が終わったあとの結実するさまの美しいこと!」
c0097879_84418.jpg

[Rosa rugosa plena](6/7)
「低い位置で這うように...朽ちかけた花弁。実にしどけない風情です」
c0097879_845716.jpg

[Rosa roxburghii/十六夜薔薇](6/7)
「やはり蕾でしょうね...花よりも蕾を見ている時間がいつも長いのです」
c0097879_853696.jpg

[Blanche de Belgique](6/1)
「所謂 原種ではない白のオールドローズの中で ひと際印象に残っています」
「新苗が売っていましたね」
c0097879_861291.jpg

[ツクシイバラ](6/7)
「ちょうど見頃でした。花は可憐なピンクですけども 根底に紅いものが流れています」
c0097879_1405021.jpg

[ツクシイバラ](6/7)
c0097879_864143.jpg

[アズマイバラ](6/7)
「...だと思うのですが(?)暗紅色の軸に白い花...堪りません(笑)」
c0097879_87797.jpg

[Kazanlik](こちらは6/7のもの)
「Kazanlikの全景...ぐるぐる廻りました(さぞ怪しかったことでしょう(笑)」
c0097879_20272147.jpg

[Prolifera de Redoute](6/7)
[Rosa spinosissimaの一角にて](6/1)
[Schneezwerg](6/7)
[Rosa davidii](6/7)
「次の季節が待たれます...」
c0097879_87246.jpg

[Sir.Cedric Morris](6/7)
「がっしりした躯にそよそよと優しげな花。この薔薇もとても綺麗でした」
c0097879_874387.jpg

[La Mortola](6/7)
「6月1日にわずかに見る事ができた花も7日にはほぼすべて姿を消し...」
「それでも美しい。この薔薇の神髄を見る思いです」
*****************************************************************
昨夜...この倍の量の写真をUPしましたが
ぐったり疲れてしまい(ご覧になる方も疲れますよね?笑)
悩んだ挙げ句...半分に減らしました。
気が向いたら4分割で若干追加するかもしれません。

次回は散歩写真と 自宅で咲いている草花を織りまぜて
もしくはそれぞれ違う日に...そう考えています。
どうしても名前を知りたい草花があるのです。
今現在調べているものもありますが 同定が難しく
また皆さんの力をお借りする事になるかもしれません。
知っているようでいて...名を知らぬ草花がまだまだ沢山!
なんだか嬉しくなってしまいます。
御協力いただけたら幸いです!
どうぞヨロシクお願いいたします。

訪れた方も...今回は機会がなかった方も。
同じような写真が3回にわたって続きましたが、
お楽しみいただけたら幸いです。
6月の草ぶえの丘の記録は ここで一旦おしまい!
また訪れる機会がありましたら
新しい気持ちで皆さんにご紹介したいと思います。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-06-24 23:00 | 月季

c0097879_23191574.jpg

「ちなみに...これは薔薇ではありません(笑)念の為」
*****************************************************************
6月7日に 再び『草ぶえの丘』へ行ってきました。
正確には1週間後ではなく...6日後ですね(笑)
写真は午後2時頃から...夕暮れまでを追ったものです。
土曜日だったにもかかわらず...園内は意外に人もまばら...。
*****************************************************************
c0097879_23205346.jpg

「蝶も自分自身の姿をよく知っているのでしょうね...」
c0097879_23282433.jpg

「ポツンと離れたところに生えていました。スゴく可愛いです。こぼれ種?」
*****************************************************************
ひとつの品種をあらゆる角度から念入りに観察しているサンバイザーマダムや
写真は撮らずに...のんびり薔薇を楽しんでいらっしゃる方。
宿根草の茂みに顔を埋めて 蜂と格闘していらっしゃる方etc...。
皆さんそれぞれに楽しんでおられたようです。
*****************************************************************
c0097879_23302545.jpg

[Celsiana]「ちょうど見頃。 これは散り際の一輪です...」
c0097879_23332198.jpg

[Rosa clinophylla]「一輪のみ咲いていました ♪ 印象としては茶の花のような」
*****************************************************************
6月1日に撮ったものと今回6月7日に撮ったもの。
3回目があるか否か...は、ちょっと怪しいですが(笑)
訪れる事が出来たなら3回目を...。これは希望的観測です。
果たせなかった場合は...
それぞれの回にUPしなかった写真を「総集編」として次回に。
計3回にわたって写真をUPする事にしました。
ちょっと「ヒツコイ」でしょうか(笑)
*****************************************************************
c0097879_23353368.jpg

「目が散らつくような色合いですが、風情があります」
c0097879_2337469.jpg

[Adelaide d'Orleans]「植えたい薔薇のひとつ」
[Rosa multiflora cathayensis]
「この4枚は是非とも分割でお楽しみください(笑)」
*****************************************************************
普段から薔薇園を集中的に訪れる習慣はないのですが、
草ぶえの丘は時間が許す限り...足を運んでみたい場所のひとつです。
薔薇が咲いていなくても 季節を感じることのできる場所。
今回は写真もちょっとだけ多め...、楽しんでいただけたら幸いです。
皆さんもどうぞ 素敵なひとときをお過ごしください。

G d D
*****************************************************************
c0097879_23384958.jpg

[Albertine]「今回浮いてますけど(笑)くだけた花容はこの薔薇ならではのもの」
c0097879_23394181.jpg

c0097879_23404726.jpg

[Rosa Brunonii]「『La Mortola』と、たしかによく似ていますが...?」
c0097879_23415413.jpg

「絶妙な配色だと思いました...」
c0097879_2343584.jpg

「本当にフォトジェニックな花だと思います」
c0097879_23445924.jpg

「『Ombree Parfaite』の足許だったかな...?」
c0097879_23453091.jpg

[テリハノイバラ Rosa wichuraiana]
「匍匐するさまが...なんとも逞しく 且つ愛らしい」
c0097879_23262932.jpg

[Rosa multibracteata]
「花びらと葉の相性が抜群によいです」
c0097879_0524539.jpg

[ミヤコイバラ]
「素敵です...」
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-06-11 00:00 | 月季
c0097879_0231922.jpg

〔Rosa agrestis〕

6月1日の草ぶえの丘の記録です。
朝から素晴らしい天候に恵まれたものの...日中は汗ばむほどの陽気。
陽射しを遮りながら撮影するのもひと苦労...。
眩い陽射しは枝葉のそこかしこに強い影をつくって
まるで盛夏を思わせる一日でした。

この日は『日本の野生バラ』について...それぞれの株を巡りながら
説明して下さるとの事で、今回 会員の方のご好意により同行させていただきました。
(Sさん...、そして皆さん、どうもありがとうございました!)
ヤブイバラをルーペで覗いた時の胸の高揚り!
僕も早速ルーペを買う事にしました(笑)

c0097879_037621.jpg

〔La Mortola〕

今回、最も気になった薔薇のひとつです。
フランネルのような手触り...。
葉にもかすかにいい匂いがします。
神代のモスカータを冬の薔薇に例えるなら...
さしずめ こちらは夏のフランネル。
芝生に吸い込まれた陽射しが枝葉に反射して
まるで木陰でひと休みしているかのような...そんな風情です。
株全体の姿もとても素敵でした。
終日、この樹の前に何度佇んだ事か...!(笑)

c0097879_045162.jpg

夕暮れの〔Lord Penzance〕
c0097879_0475565.jpg


草ぶえの丘には「カラフトイバラ」だけでも散らばって数株...
同じ名を冠せられながらも枝葉の様子に変異が見られるものも少なくありません。
往きつ戻りつを繰り返しながら枝や棘の様子を見比べるのも一興...
なんとも贅沢で楽しいひとときでした。

c0097879_049113.jpg

〔アズマイバラ〕?
c0097879_0503233.jpg

〔Seven Sisters〕
c0097879_0512493.jpg

〔ニゲラやアルケミラモリス...〕
(この白に臙脂のニゲラが柔らかい色彩をキュッと引き締めていました)

薔薇もさることながら...宿根草のボーダーが非常に綺麗でした。
知らない花の名前をひとつずつ...あらたに胸に刻むのはとても嬉しいことですね。
せっかく教えていただいたのにもかかわらず、忘れてしまったものもあります。
オルラヤやムシトリナデシコ...この蓮華の花を思わせる豆科のような植物も
至るところに植栽されていてそれはそれは見事なものでした。

c0097879_0523754.jpg


c0097879_0533756.jpg

〔Kazanlik〕 大好きな薔薇です。
c0097879_054731.jpg

〔Kazanlik〕
c0097879_055927.jpg

〔Rosa foliolosa〕!!!
c0097879_120115.jpg

〔Rosa.Inodora〕

薔薇を巡る旅は果てしなく...どのシーズンであっても
終わりがないように感じるものですが
時を同じくして ひとつの場所へと集う偶然。
その縁を引き寄せたのも...薔薇。
園内で偶然出会った友人と陽が傾く夕方までのんびりすることに...。
昨年の秋同様...今回も最後の客となりました。
ひと足先に園を出た友人を探しながら...
ふと背後を振り返ると...一斉に翳りを帯び始めた薔薇たち。
金色の薄い陽射しを纏った姿は神々しいほどの輝きでした。
薔薇は幸せをもたらすもの。
そう強く感じた一日でした。

G d D

c0097879_123455.jpg

〔Rosa.Elliptica〕
c0097879_0301181.jpg

〔Elegance〕
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-06-05 00:00 | 月季
c0097879_082320.jpg

〔Snow Goose (English Rose)/Austin:UK:1996〕
〔Alba Semi-plena (Alba)/unknown:unknown:pre-1600〕
〔Climbing Iceberg(Climbing Floribunda)/Cant:UK:1968〕
〔Mme. Hardy (Damask)/Hardy:France:1832〕
〔Paul Cezanne(Rose des Cisterciens)/Delbard:France:1998〕
〔Emanuel(English Rose)/Austin:UK:1985〕
〔Ghislaine de Feligonde(Hybrid Multiflora)/Turbat:France:1916〕
〔The Dark Lady (English Rose)/Austin:UK: 1991〕
〔Harlow Carr (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Rosa Manetti: (Noisette)/Manetti:Italy: 1835〕

*****************************************************************
僕が住んでいるのは東京の23区内。
住宅地に囲まれた路地の奥...その更に奥の奥です。
比較的都心に近い利便性のよい場所。
この場所に越して来たのは、もう何年前でしょうか。

通勤圏内であれば何処でもよかったんですが...。
不動産屋の方に案内されて訪れた部屋は
当然の如く窓が閉ざされており、
第一印象は曖昧なものでした。
台所が広く...窓も大きく取られていたのは好印象でしたが
部屋自体はありふれたもので格別どうということはない。
ところが...不動産屋の方が窓を開けた途端...
目に飛び込んできたのが雑草の生い茂ったこの庭だったのです。
そう...人の背丈ほども茂っていました(笑)
この草花の成長の仕方(一種独特な)は今も変わりません。
太陽を求めて兎に角上へ上へと伸びる傾向にあります。

c0097879_092439.jpg

〔Perfection de Montplaisir (Tea Rose)/Levet:France:1871〕
〔Miss Alice(English Rose)/Austin:UK:2000〕
〔J Sparks(Min)Unknown:Japan:Unknown〕
〔Grey Dawn(Floribunda)/LeGrice:UK:1975〕

常日頃...日陰だ日陰だと言っていますが、陽当たりもまずまずでしょう。
(薔薇には足りないと思いますが その他の草花は概ね生育良好)
綿密に測った事はないのですが奥行きは部屋から塀まで約150〜160cm。
畳1枚分、縦の線。その畳が横に6〜7枚並べられるほどの
本当にちっぽけなスペースなのです。
所謂ベランダでガーデニングを(ルーフバルコニーなど広いものは除く)
楽しんでいらっしゃる方々とそう変わらない広さ(狭さ)なのではないかと思います。
一階でコンクリートではなく土敷きだという点を除けばそう差異はないと思います。
僕は約半分を砂利と石版で覆ってしまいました。(根が張ってしまうのを防ぐ為)
賃貸なので土に下ろすことはせず、ほぼすべて鉢で管理しています。

c0097879_010828.jpg

〔Harlow Carr (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Rosa Manetti: (Noisette)/Manetti:Italy: 1835〕
〔サンギソルバ(Sanguisorba tenuifolia var. alba)/バラ科:ワレモコウ属〕

厳密な意味では『庭』と呼ぶ事は出来ない。
本当の意味での「我が家」でもない。
けれど僕は敢えて『庭』...そして「我が家」と呼びたいのです。
庭への憧れ、大地への渇望...それらも含めてすべて。
愛着を持ってそう呼びたいのだと。
尚且つ...身の丈にあった暮らしと共に日々を確かめたいのだとも。

庭の全景...咲き乱れる薔薇や草花を皆さんにもお届けしたいとは思いつつ
プライベートな空間を果たして何処まで写しとってよいのやら大いに悩むところです。
僕のものであって僕のものではない場所を...お隣が写ってしまいますしね...。
ブログを続けていく上で写真のバリエーションなども含め
少なからずフラストレーションを感じる事もありますが
今は...棲み家を共にした草花たちに
暮らしの中での精いっぱいを注ぎたいのです。
室内に鉢を取り込んで撮影した写真の数々...
それらを見ていただければ一目瞭然。
皆様にもご理解いただけるでしょう。
最盛期。床には土がこぼれ、葉や枝が散乱し、
時には虫が這っていることもあります。
さすがに「部屋に虫」はイヤですから(笑)この時期に限っては細めに掃除をします。
庭で散らせたいとは思いながらも枝に鋏を入れる時。本当に胸が痛みます。
土から離れて新たな器へと浮かべられた薔薇や野の花。
少し傲慢な云い方かもしれませんが、
共に新たな場所へ一緒に旅をしているのだと...
僕はそう思っています。(ファンタジー全開の勝手な云い分です)

いつか広い庭を持つ事が出来たとして...
遠いその昔を振り返った時。
あぁ...棘に腕や背中を裂かれながら
こんな日々を送っていたのかと懐かしむ事もあるかもしれない。
幸せなのかそうでないのか...それは草花のみが知るところです。

c0097879_0105733.jpg

〔ハルジオン(Erigeron phladelphicus)/キク科:ムカシヨモギ属〕

いつまで此処で暮らすのか...それは僕にも分からない。
ただ...この場所で草花と出逢い薔薇を育てて「今」があります。
いつか僕がこの場所を去る日が来た時、
胸に込み上げてくるものがきっとある事でしょう。
次にどんな人が此処に住むのか僕の知るところではないけれど
僕が微かな情熱を注ぎ込んだ跡形が 良い「気」として残り...
次なる住人に幸せをもたらしてくれたらいいなとも思います。

こぼれ種で増えた命がどのように生き延びてゆくのか。
一本残らず刈り取られて見る影もなくなっているのか...
ドクダミやユキノシタが野放途に蔓延っているのか...。
去ってしまった未来の僕には 残念ながら見る事ができません。
もしかしたら...実生の薔薇がひっそりと咲いているかもしれませんね。

c0097879_0121685.jpg

〔Harlow Carr (English Rose)/Austin:UK:2004〕
〔Ghislaine de Feligonde(Hybrid Multiflora)/Turbat:France:1916〕
〔Rosa Manetti: (Noisette)/Manetti:Italy: 1835〕

2008年5月、今現在の庭の記録。
けれど既に此処にあるのは過ぎ去った昨日...。
今朝撮ったばかりの写真だとしても「今」ではないのです。
だからこそ愛しいのかもしれません。

G d D
*****************************************************************
尚、「Rosa Manetti」→「Rosa marretii」 →「カラフトイバラ」...との事です。
最下段以外は購入した際のデータに基づいて記しました。
『Harlow Carr』と共に写っている なんとも美しいシュートはこの薔薇のもの。
今年は思いきって大きな鉢へ植え替えて大株にする予定です!
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-05-20 00:00 | 月季
c0097879_5511161.jpg

〔ヒマラヤエンゴサク(Corydalis flexuosa)/ケシ科キケマン属〕
〔アクレギア(Aquilegia *)/キンポウゲ科オダマキ属〕
〔白山吹 (Rhodotypos scandens Makino)/バラ科シロヤマブキ属〕

四月の庭には妖精がいる。
何処からともなく...声にならない囁きが。
虫が這う音でもなく。
小鳥たちが枝を啄む音でもなく。
ましてや塀の上をそっと通り過ぎる猫の柔らかい足音でもない。

風は葉裏を縫って...雨は枝先を伝って...。
やがてわたしの指先に辿り着く。

c0097879_552422.jpg

c0097879_5522528.jpg

〔ハナミズキ/ミズキ科ヤマボウシ属〕
〔カロライナジャスミン(Gelsemium sempervirens)/マチン科ゲルセミウム属〕
〔アネモネ (原種 *)/キンポウゲ科イチリンソウ属〕
〔黒花フウロ(Geranium phaeum var. phaeum)/フウロソウ科フウロソウ属〕

c0097879_552455.jpg

〔ヤクシマツルキンバイ(*)/バラ科キジムシロ属〕
〔月月粉/Yue Yue Fen (China Rose) /unknown : unknown : pre-1835〕
〔バイカカラマツソウ(Anemonella thalictroides)〕〜
〜〔キンポウゲ科バイカカラマツソウ属〕

c0097879_553572.jpg

〔モミジイチゴ (Rubus palmatus var. coptophyllus) /バラ科キイチゴ属 〕
〔アクレギア(Aquilegia *)/キンポウゲ科オダマキ属〕
〔ヒマラヤエンゴサク(Corydalis flexuosa)/ケシ科キケマン属〕
〔バイカカラマツソウ(Anemonella thalictroides)〕〜
〜〔キンポウゲ科バイカカラマツソウ属〕

c0097879_8105447.jpg

〔トキンイバラ (Rubus rosifolius)/バラ科キイチゴ属〕
〔Red Nelly(Hybrid spinosissima)/unknown:unknown〕
c0097879_5532211.jpg

〔バイカカラマツソウ(Anemonella thalictroides)〕〜
〜〔キンポウゲ科バイカカラマツソウ属〕

* 今朝もほら...また降りてきたよ。随分慌てているね。
* また水を撒くのかしら?
* そういえば ちょっと喉が渇いてきたね。
* そう? あたしはまだいいわ...。 先週沢山いただいたもの。
* 君の家は水持ちがよくていいね。ウチは渇きっぱなしだ。
* 明日も来るかしら?
* いてもたってもいられない...って感じだね。
* せいぜい取り澄ました顔で迎えてやろうぜ。
* 何がそんなにめずらしいのかしら。
* さぁ...何だろうね。 こればっかりは僕らにも分からないね...。

***********************************************

まぁ...三十路男が「庭に妖精がいる...」と云っても...
その信憑性のほどは定かではありません(笑)

四月の庭の様子です..。
写真は久しぶりに週末に撮ったもの。

中には存在を忘れてしまっていたもの...
タグを無くしてしまったばかりに正確な品種名が分からないもの...
そういったものには(*)を記しました。

ヒマラヤエンゴサクと囁きあっているアクレギアは
一般に流通しているカナデンシスよりも色が淡く
オレンジよりもアプリコットに近い優しい色合いです。
数あるユーフォルビアのひとつが枯れてしまって
鉢を整理しようとしていた矢先...
そのすみっこに新芽を発見し、冬から成長を見守っていました。
葉っぱを見るまではオダマキなんて植えたっけ?
...なんて曖昧な記憶しかありませんでした。
蕾の時はグリーンが強かったので...
尚更このオダマキは何?なんて興味津々でした。

4枚目の分割写真の左上の黄色い小花は
先日園芸店で見かけて連れ帰ってきたもの。
元々キジムシロは大好きな野草のひとつですが
ヤクシマと名のつくものには可憐な姿のものが多いのです。
今、ランナーがぴゅんぴゅん伸びています。

この小花をヤマブキソウや実生のスミレなどと共に
黒い素焼きの鉢に寄せ植えにしました。
寄せ植えは本来あまり好きではないのですが、
最近は単体で鉢を置くスペースも限られてきた為、
野の花が自由に咲くさまを思い浮かべながら...
まばらにぽつぽつと植えています。
今年は秋になったらこの鉢の中へ
ヤクシマキンミズヒキの種を蒔こうと思っています。
ヤマブキソウは蕾の時はとても愛らしい姿でしたが
開花するとその花径の大きさはビオラ並み...。
花が終わったら単独の鉢へ植え替えるつもりでいます。

トキンイバラは日陰でもたっぷり花をつけてくれるたのもしさ。
いつの日か広い庭が持てたなら...キイチゴ属を集めた一角...
そんな薮を作ってみたいな...なんて思っています。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-04-21 01:00 | 月季

c0097879_325179.jpg


今年も咲きました。
我が家でいちばん空に近いハナミズキです。
樹高3mくらいはあるのかな?
ホントは淡い紅桃色のものが欲しかったのだけれど
迷った末に...何故か白を迎えていました。
新宿の三越の屋上にまだ園芸店があった頃、
閉店セールかなにかで買い求めた記憶があります。

僕が住む町の駅までの道のりに...
街路樹として左右にぐるり植えられていますが、
毎年、開花は我が家の方が早い気がします。

半日陰の方が実はよいのかもしれませんね。
その街路樹のハナミズキも今時分はまだまだ綺麗ですが、
盛夏には葉が焼けて白く縮れ...
無惨な姿になっているのを見るにつれ胸が痛みます。

地上の僕には目もくれず...
いつも太陽の方を向いて咲いているのはご愛嬌。
今年はなんとか写真に収める事ができました。
一月に羽がひと休みしていたのはこの樹の枝です。
若干ハイキーでバックが白なのは
下から見上げて空に抜けているから。

僕とももう長いおつき合いです。

G d D
[PR]
by MiscellaneousOGRs | 2008-04-14 00:00 | 月季
←menuへ