明け方の夢。


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朝晩...随分と涼しくなりました。
ここ数日眠りが深く、
覚醒する明け方に見る夢の輪郭もぼんやりしています。

何もなかった庭に最初に植えたのは、トクサとミズヒキでした。
それは当時、高台の一軒家に住む友人から株分けしてもらったもの。
今でも、トクサは庭の一角に青々と茂り、
ミズヒキも、こぼれ種で随分と広がって
夕闇に赤い紅を灯すように季節を彩ってくれています。
枯れたトクサは細かく砕いて薔薇の鉢に敷き詰めると、
見目よくマルチの働きをしてくれるんです。

今日の1枚目の写真は屋久島キンミズヒキ。
通常のキンミズヒキも育てていますが、
姿形は全くといっていいほど違います。
屋久島と名のつくものは矮性のものが多いのは何故なんでしょうね?

この手の野趣溢れる草花に限っては、
黄色い花を咲かせるものに何故か惹かれます。
春には原種のラナンキュラスや一重八重...それぞれの山吹。
地を這うようにびっしりと敷き詰められた蛇苺の絨毯。
もっと沢山増えて欲しいと切に願っています。
夏から秋にかけては茴香やタンジー、オミナエシ、品川萩etc...。

夕闇に散らしたように点在する黄色い花々の綴れ織り。
ただそれだけで...とても目に優しい眺めです。

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〔Perfection de Montplaisir (Tea Rose) /Levet:France:1871〕

2.3枚目の薔薇はティーローズの『Perfection de Montplaisir』。
レモンイエローの薄い花弁は、指先で触れると痛んでしまいそうな程、儚い質感...。
ティーローズ特有の甘い匂いは、蕾がほどける前から鼻腔を快くくすぐります。
枝振りもたいへん細く、花に比べて小ぶりな葉も好ましい...まとまりの好い樹形です。
たいへん古い薔薇ですが、連続開花性にも優れていると思います。
この姿は今年の盛夏のもの。若干花びらが空気を含んだように軽やかですね。
まだ秋の支度をするには早い。俯きながらも夏を楽しんでいるかのようです。

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枝葉は花を映し、花は吸い寄せるように緑を映す。
目覚めても一日中脳裡を離れることのない明け方の夢のような色です...。

G d D
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by MiscellaneousOGRs | 2007-09-12 23:30 | Sweeter than Sweet
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