素顔の『Evelyn』。


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今年は例年にないほど『Evelyn』がよく咲きます。
秋でさえなかなか咲かない薔薇のひとつでしたが、
放任した事によってつる薔薇のような成長を見せ始め、
枝が伸び切ったところで更に新梢を芽吹かせる。

この薔薇の交配親は「Graham Thomas」と「Tomora」。
「Tomora」は育てていませんが、
「Graham Thomas」も我が家ではつる薔薇扱いです。
どちらも枝が大きく伸びてからの方が生育が抜群によいです。
いずれにしても、もう少し調べてみる必要がありそうですね。
つる薔薇つる薔薇と繰り返し書いていると、
どんな広い庭に咲いているのかと思われがちですが、
我が家の庭はどちらかといえばスペースというに等しいちっぽけな場所。
本当に狭い一角です。

以前、ある方から直々にお話を伺った事がありますが、
『Evelyn』は夏以降、肥料を与えない方が花付きがいいのだそうです。
狭い場所で薔薇を育てるには鉢の置き方にも工夫が必要です。
自然と知恵がついてきますね。
我が家では、棚を使わずに鉢を階段状に交互に積み重ねています。

この『Evelyn』は大株ですからピラミッド式にいちばん真下。
上部に重ねた鉢に遮られ手が届きません。
昨年から一切肥料を与えていない事に気づいた訳です。
上からのおこぼれでいちばん薄い肥料分が浸透している事になりますね。
株元に充分な日光が当たらず、薔薇の生育によい訳がないのですが、
今年は、嬉しい事にあらたなシュートも何本か出てきました。
時々、上部の鉢を移動させて株元をチェックするようにしています。
カミキリムシでもいたら大変!

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〔Evelyn (English Rose) /Austin:UK:1991〕
〔Gloire de Dijon(Climbing Tea)/Jacotot:France:1853〕

いつどんな時でも...欲しい薔薇は後を絶たないもの。
けれど、こんなにも移り気な主の心を
度々振り向かせてくれる薔薇もそうはありません。

よく蕾をつけるようになってからというもの。
ひと際エレガントなこの薔薇も さらにやさしい表情を見せるようになりました。
春に比べれば随分色も抑えられていますが...
装いもあらたに 自信に満ちた素顔のような美しさ。

時期を同じくして咲いた『Gloire de Dijon』と共に。
ふたつの薔薇が織り成す色彩と 沈んではたち昇る香しい微粒子。
挿した枝が短いのはご愛嬌。
晩夏を彩った...名残りの姿です。

G d D
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by MiscellaneousOGRs | 2007-09-10 23:30 | Sweeter than Sweet
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