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さて...今日はホントに蒸し暑い一日でしたね。
路地を歩けば紫陽花がたわわに枝を撓らせて
くぐもったグレイの空を背に、たわわに色彩を散りばめているのを目にします。

そう...薔薇の季節は短く...とうに過ぎ去ってしまいました。

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私は一季咲きのオールドローズだからといって必ず毎年カメラに収めるという事をしません。
美しく咲いていても心を動かされなかったら撮りません。
調子が悪かったり、品種違いではないかといった株は後々の記録の為に撮る事もあります。
要はすべての春薔薇を一気に撮る事はないということですね。
撮るものがないからなにか撮るということもしません。
ブログに至っては...所謂方々で囁かれる『ネタ』というものも探しませんし、
また、その必要もないと思っています。(ネタがないんだよね...ってなんだか下品です!笑)

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我が家には『〜Centifolia〜』、『〜Hybrid Perpetual〜』が極端に少ないです。
『〜Bourbon〜』に至っては皆無に等しい位です。嗚呼...懐しいマルメゾンよ!
それは今までに何品種か迎え、育ててみて...結果、環境に合わなかったんですね。
淘汰されていった...人間の欲望のままに迎えて、可哀想な末路を迎えさせてしまった。
思い返せば後悔する事しきりです。
けれど、何事も実践してみなければ分からないという点では
とても勉強になったと思っています。(草花の栽培にかかわらず云えることですね)

草花とて薔薇に限ったことではありません。
宿根草に至っては、蒸れを嫌う花はもう手に取るまでもなく葉の質感で分かります。
だからいいなぁ...と思ってもぐっと我慢。
そう、何も今この環境に迎える必要はないと...そう思えるようになりました。

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薔薇の季節が過ぎ去ったあとはその年によって鳩尾に深く爪痕を残す薔薇があります。
今年咲いた薔薇の中で、ひと際印象的だった薔薇がありました。
長い枝を優雅に撓らせて雨に俯き、風に揺らぎ...知らぬ間に別人のような貌を魅せる。
そして翌日にはその薔薇自身...なんの未練も残さず風の吹くままに花びらを散らす。
撓る躯に生まれつきながらも、支柱を必要としないその姿に胸を打たれました。
この薔薇がちょうど満開を迎えたある晩、庭から鉢ごと室内へ移動させて
枕元に(ちょうど頭上に降ってくる位置に)置いて眠りに就きました.笑
...ちょっと正気の沙汰ではないんじゃないかと思えるような行動を...w
しかもかなりの大株なんですよ...w
鉢内部に虫がいようと毛虫がいようと...そんな事はどうでもよかったのです.笑
花の数に比例するが如く、寝室はダマスクの匂いでむせ返るほど。
なんとも心地よい朝を迎えたという次第です。
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『Gloire de Guilan / Damask Rose 』
{introduced by Hilling UK 1949 / Parentage unknown}
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あなたにとって...今年いちばん印象的だった薔薇。
それはいったいどんな薔薇だったのでしょう?
誰にも告げず、そっと胸の奥の小箱にしまっておくのも...またいいものです。

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by MiscellaneousOGRs | 2010-06-16 23:00 | Sweeter than Sweet
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